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10月号のレビューにも書いたのですが、最近ビデオで明日海りおさんの「春の雪」を観て、劇評などを見たくて、関連の「歌劇」3冊を連続で宝塚アンさんで購入。
この11月号には毎日新聞編集委員の劇評が載っているので購入したのですが、主に配役とあらすじで終始し、ちょっと残念でした。三島由紀夫の文学作品を、宝塚ファンでない三島由紀夫ファンなどの方々にも納得していただけたのか、という劇評が読みたかったです。
「組レポ」のページで、憧花ゆりのさんの記事で、明日海さんに「朝海ひかるさんに似てるってよく言われますか?」と質問し、明日海さんが「下級生の時に振り付けの先生等によく言われました。」とお返事されたとのこと。やっぱり同じことを思う人がいたんだなあ、と嬉しく思いました。褒め言葉として使うのですが、ノーブルで色白で「白馬顔」と言いますか「ペガサス顔」と言いますか(笑)。
その端正な顔立ちで演じた清顕。冷たい視線、歪めた口元が、甘いマスクと相まって、大人になりきっていない、でもプライドは高い、子供扱いされるといきがって残酷なことをしてしまう清顕の演技は素晴らしかったです。
同期の中でも年下の方だからでしょうか。何となく放っておけない甘くて美しい、儚げで危うい清顕像は明日海さんにピッタリでしたね。明日海さんは、自分を役に近付ける演技をする方なんだなあと思います。
また、全国公演組と分かれて半分のメンバー、若い月組で、脇を固める組子さん達まで、よくぞここまで、さすが「芝居の月組!」と思ったのでした。
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オールドファンです、一応。新専科制度になったりスカパーが始まったりした頃より、ちょっと宝塚から遠のいておりました。が、去年、WOWOWで「ポーの一族」を観てから、高校時代に好きだった漫画のエドガーの再来に、それからは明日海りおさんリスペクトの日々です。
ですが、既に退団された後。昔から存在は知っていて、朝海ひかるさんに似てるなあ、姉妹?と勝手に間違って思っていた時期がありました。スターにはなるなあと思っていたら、こんなビッグスターに!スカパー放送開始が初舞台だそうで、離れていて損をしました。
遅ればせながら今いろいろビデオを観ているのですが、最近観た「春の雪」!
三島由紀夫の文学作品の世界が見事に舞台化されていて。
この作品に限っては、演出家の意図や劇評が気になってしまい、関連の「歌劇」3冊を宝塚アンさんで購入。
「CASANOVA」と同じ生田大和先生の演出なんですね。
明日海りおさんとのインタビュー記事を興味深く読ませていただきました。明日海りおさんの清顕は素晴らしかったです。宝塚の名作の1つですね!
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放送を観て、円形劇場の温かさ、ホリゾントの映像の綺麗さも相まって、クリスマスシーズンでなくてもクリスマスプレゼントを貰ったような気分になりました。生で観たらもっとだったでしょうねー。
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この表紙のみりおさんが、退団して今の女優としての外見とは全く別人なので、ミーハーで購入しました(笑) 。本当に、ONとOFFの・男役と女優の今と、ギャップが凄すぎます。
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確かに盛り沢山で、なかなかみ終わりません。明日海りおさんの情報、人柄がいっぱい詰まっていました。
こういう物を今は退団する前に出すのが通例なのかな?
私は出戻り宝塚ファンなので、明日海さんの現役時代の成長過程を知りたくて(単純にいろいろなみりおさんが観たくて)購入しましたから、みりおさんが次から次へと出て来てとっても嬉しいんですが、一緒に映っている方がどなたなのか、隣のトップさんのコメントシーンも無く、下級生やインタビューアーのお名前もテロップに出ないので、番組の再編集で仕方ありませんが、お勉強中の私としては、出ていらっしゃる方のお名前は一瞬で良いから出して欲しいと思いました。「通」の方ばかりが購入しているとは限らないのでね。それでもいろいろとお勉強している内に組子さんを少しずつ覚えつつあります。覚えると公演ビデオを観ても理解が深まりますね。
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すみません。「ポーの一族」のWOWOW放送を観てから、ちょっとの間遠ざかっていた宝塚愛が復活した口です。明日海りおさんという「演技者」に魅了されてしまいました。なので、最近の宝塚諸々に無知で、こんな便利な出版物があるなんて知りませんでした。宝塚おとめも良いですが、組子を覚えたり、組の雰囲気が伝わり良い本ですね。
この花組特集Ⅶ号は、薄ピンクの可愛らしい表紙でお3人さんに合っています。また別の号でお勉強したくなりました。
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植田景子先生の繊細な演出が好きです。この作品も、反戦とか平和とか自分の将来への目標とか、誰かを大事に思う心とか、いろいろなテーマが詰まっていますよね。
明日海りおさんはお花屋さんになりたかった位お花が好きということですし、お花屋さんのプリンスにぴったり。好青年役が似合っていました。プログラムにもうちょっと綺麗な舞台写真的なものが入っていたらもっと良かったかな。
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WOWOWの放送を観たのですが、シーン3の、赤いお衣装の花組娘役ほぼ全員(?)を侍らせて歌い踊るシーンが圧巻で、その赤いお衣装のシーンがお気に入りだったので、そのシーンの写真が大きく載っていると良いなあ、と思って買いましたが、裏表紙 ・中にやや小さく、載っていただけでしたので、「評価4」はそういう個人的見解なだけで、本来は「評価5」です。ラストの2人の赤いお衣装も華やかで、赤色のお衣装のイメージが印象的な公演でした。他のお衣装も全部デザインが凝っていて綺麗でした。
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全国ツアー公演のプログラムも、大劇場プログラムと遜色無く綺麗でした。
主役のお二人は、素の性格とは全く違う役どころだと思うのですが、宝塚としてはストーリー的に危うい内容も(初演でも宝塚で?!と取り沙汰されましたが)、柴田先生の脚本により上質なお芝居になっていますよね。ヤマ場がまず冒頭に出て来て、それが繰り返す構成がお洒落ですよね。
それにしても、ME AND MY GIRLのビルとサリーとは全く別人で、お二人共頑張ってますね!と拍手です。
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写真集は、ギリシャでロケということで、サントリーニ島など、BSNHKの旅番組でも観たことのある、白と青の世界など、綺麗な景色が満載です。その景色の中で、スーツや帽子やコートの衣装などでカッコ良く決めている写真が多いです。
ところが、付録のDVDで、いきなり「みりお節」で撮影を振り返り話し始めるので、写真集の写真やDVDの映像のカッコ良さと、DVDの中のふんわりしたお喋りとのギャップに、またもや「してやられました」(笑)。