細雪　帝国劇場公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

その他

発売日

2008-06-05

出演者

高橋恵子・賀来千香子・檀れい・中越典子・磯部勉・太川陽介・新藤栄作・橋爪淳・篠田三郎・冨田恵子・安宅忍・松田隆男・大川婦久美・永吉京子・三谷侑未・仲手川由美・渡辺隆・だんつかさ・朝広亮二・井上有香・ 渡辺由紀・下田篤志・細川真弓美・山下環・工藤めぐみ・裕己りえ・中里仁美・西川瑞乃・内山千春・近藤里沙・宮永紗綾・桐山和巳・土田剛・小嶋一星・中島光熙

商品内容

昭和12年、大阪は上本町の蒔岡家の桜は今年もその古木に艶やかな花を咲かせた。 徳川時代からの木綿問屋の老舗である蒔岡商店は、船場でも五本の指に入ると言われた名家である。

薪岡家の長女・鶴子は、薪岡商店の暖簾を守り、本家の誇りと格式を重んじ、、世俗と距離を置いた昔ながらの暮らしの中にいる。

次女の幸子は、妹たちのいい相談相手で、税理士の夫・貞之助と芦屋に分家を構え、本家の格式に囚われず暮らしている。 しかし、そのことが何かにつけ鶴子と対立する原因でもあった。

三女の雪子は、全ての面で控え目なのに対し、四女の妙子は地唄舞からから人形製作までこなす活動家で、新しい女性の生き方を求め、恋愛にも積極的であった。

ある日、妙子が啓三郎と駆け落ち騒ぎを起こし、新聞にまで書かれてしまった。 いつまで経っても纏まらない雪子の縁談にしびれを切らした妙子の勇み足だった。

幸子と雪子は理解を示すが、鶴子は蒔岡の家名に傷をつけた妹の不始末が許せないでいた。

そんな時、取引先が倒産したとの知らせが舞い込み、思いがけず、薪岡商店も倒産。 辰雄の叫び、鶴子の嗚咽、妹たちの狼狽……。

京都の花見の枝垂桜の面影を映して静かに降り出した細かい雪が、四姉妹の心の中に音もなく降り積もってゆく。 悲しみを覆い隠して、やがて訪れる春に、全てを洗い流してくれればいいと……。


・ごあいさつ
・出演者紹介
・物語
・場割り
・四姉妹座談会（高橋恵子＆賀来千香子＆檀れい＆中越典子）
・男性陣座談会（磯部勉＆太川陽介＆新藤栄作＆橋爪淳＆篠田三郎）
・昭和の女君――『細雪』の女人像
・「細雪」の魅力
・『細雪』公演年表
・『細雪』― 着物解説 ―

公演日

公演会場

帝国劇場

原作

谷崎潤一郎

監督

水谷幹夫