鴎よ波濤を越えて/青春のプレリュード 　月組　東京公演プログラム(脚本入り)＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

月組

発売日

1970-11-01

出演者

古城都・八汐路まり・春日野八千代・大滝子・清はるみ・榛名由梨・麻生薫・常花代・川路真瑳・笹潤子・御幸沙智子・汐路朝子・恵さかえ・小柳日鶴・八重はるみ・岬ありさ・南悠子・神代錦・美山しぐれ・天城月江

商品内容

【鷗よ波濤を越えて】

『ナメムに赤い花が散る』の姉妹編。
尾上松緑先生二度目の演出となった作品で、日本の混血児が若くして南海に散らなければならなかった人種問題や政治問題を主題とした作品。


山田長政がシャムロの国で没し、二十年の歳月が流れ、ゼッタ王も一年前にこの世を去った。

ここシャムロの国ではゼッタ王とアミーナ王妃との間に子供がいなかった為、王位継承をめぐって暗雲が立ち込めていた。

そして、王家の血を引唯一の男子が長政とカリーナ姫との間に生まれたオインだった。 しかし、オインの行方がわからない為、国王の命令でアルトームが探していた。

一方シャムロの隣国ビルマとの国境、オルコンの街では混血児であるため、日本から追放された人々がかくまわれていた。

しかし、現地の人はこの混血児を嫌い、迫害を続けていた。

ここにハリマオと名乗る一人の男がいた。
彼は自分が混血であるが故に悩み、自分の目の前からこの混血児たちを消し去りたいと、次々に役人に密告していた。

この男こそがオインである。

アルトームはやっとオインを見つけたが、オインは宮殿に戻ることを拒んだ。

だが、オインが密告した混血児たちが虐殺されていることを知ったオインはアルトームと共に宮殿へ戻った。

しかし、宮殿に戻ったオインに向けられた眼差しは冷たいものだった。

父の生き方に疑問を抱いていたオイン、しかし彼もまた父と同じ悲劇へと追い込まれていくのであった……。


【青春のプレリュード】

ニューロックから始まり、ワーク・ソング、ストーリー・バレエ、ミュージカル、シャンソン、オリジナル、フォーク、ボレロと短時間ながら内容の濃いショー。

公演日

公演会場

東京宝塚劇場

原作

植田紳爾・岡田敬二

監督

尾上松緑・植田紳爾・岡田敬二