二都物語　月組　東京新人公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

月組

発売日

1985-08-13

出演者

涼風真世・麻路さき・こだま愛・大和なつ希・淀都・若央りさ・一文字新・美輪さいこ・八汐祐季・梨花ますみ・幸風レイネ・増美ゆた賀・大峯麻友・千田真弓・瞳まりあ・雪邑響子・波音みちる・有峰里妃・果林いずみ・久世星佳・檀ひとみ・並樹かおり・いつき吟夏・峰央奈奈・日色由香理・舞希彩・朝風鈴・若菜あん・蘭玲花・春うらら・羽根知里・真樹ゆたか・北條つぐみ・沢度三起・賀美さつき・淀都・白原可愛・夏妃真美・東三智・弥生みつき・真代朋奈・宮麻里奈・旭麻里・若木萌・穂高つゆき・轟悠・登羽歩・白馬麗・美雪茜・詩織みき・煌きらら・虹園春美・暁なぎさ・蝶まいら・篠原ゆい・聖花桜子・こじか真衣

商品内容

イギリス人の文豪チャールズ・ディケンズの名作「二都物語」。
フランス革命を背景に、死刑を宣告された友人の身代わりとなって断頭台の露と消えた若者の、自己犠牲の美しさを謳いあげたロマン大作。


1775年の初夏、ロンドン。
シドニー・カールトンは弁護士の資格を持ちながら、友人の弁護士ストライバーの助手として働いていた。

いつも酒ばかりを飲んでいるので、世間の人からは「ろくでなし」と呼ばれ、半ば世捨て人のような暮らしを送っていた。

ある日、テームズ川のほとりで、美しい娘ルーシー・マネットに出会い、その美しさに魅せられる。 ルーシーはパリの医者の娘で、生まれて間もなく両親を亡くし、家政婦のプロスに育てられ、ロンドンで暮らしていた。

ところが、彼女の父・マネット博士はパリの牢獄に18年間も囚われており、廃人同様になり、釈放された。 父がこの災難に遭ったのは、エヴレモンド侯爵の悪事を知っていたという、ただそれだけの理由であった。

それから1年後。
シドニー・カールトンはスパイの嫌疑をかけられたフランス人チャールズ・ダーネイの弁護を引き受けたが、その時、証人として立ったルーシーと再会した。

ルーシーに対する彼の愛は次第に高まっていったが、彼女はシドニーの本心を知らないまま、チャールズのプロポーズを受け入れて結婚した。

だが、このチャールズ・ダーネイこそ、ルーシーの父マネット博士を18年間も牢獄に閉じ込めた、エヴレモンド侯爵の世継ぎであった。

もっとも、チャールズ自身は侯爵の悪虐な行為を嫌い、名前を変えてイギリスに亡命して来ていたのだったが…。

1789年、フランス革命が勃発した。
圧政と飢餓に耐えかねた民衆は、バスティーユの牢獄を襲撃したのを手始めに、国王を幽閉し、貴族たちを次々に殺戮していった。

エヴレモンド家も焼き払われ、執事のセルジュも投獄されたとの知らせを受けたチャールズは、執事を救出するためにフランスへ戻るが、捕えられ裁判にかけられることになった。

チャールズの身を心配したマネット父娘とシドニーは急遽パリに赴き、助命嘆願のために奔走した。

だが、公判でエヴレモンド侯爵の悪事、つまり、故なく農家の姉弟を暴行し、死に至らしめたことを示したマネット博士の公表されたため、傍聴人らの怒りを買い死刑が確定した。

シドニーは裁判所のお抱えのスパイを買収し、単身、牢獄へ乗り込んだ。 そして、チャールズと瓜二つであることを利用して、断頭台へのぼろうと決意した。

それは「ろくでなし」と言われた男の見事な“死に花”であり、ルーシーへの愛の証であった。


※写真は掲載されておりません。

公演日

1985-08-13

公演会場

東京宝塚劇場

原作

チャールズ・ディケンズ

監督

太田哲則