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ペロー博士の贈り物/浦島もの狂い/夜霧の女 雪組 大劇場公演プログラム<中古品>

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商品番号 PRG-31185B
販売価格 ¥ 2,980 税込

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商品説明

種別
公演プログラム
雪組
発売日
1956-10-01
出演者
春日野八千代・扇千景・淀かほる・水原節子・浦島歌女・龍城のぼる・川路立美・上月佐知子・小園千春
商品内容
【ペロー博士の贈り物】

ペロー博士が発明した“ペロー弾”。
それは、ほんの小さな機械であるが内部には原子爆弾の及びもつかない巨大な原子エネルギーがひそんでいるという恐るべきものである。

これを発明した博士自身、このペロー弾が侵略の為に利用された場合を想像して恐怖に陥り、特定の国だけが所有することを心配して、全世界の各国に一個ずつ送ることにした。

博士は手に入れた名簿から一国一名の割合でごく平凡な市民を選び出し、これを送ったのである。 もちろん、日本にも送られてきたことは云うまでもない。 日本でこのペロー弾を受け取ったのは、戸村民雄という青年であった。

彼はわけのわからない小包を受け取って同じアパートにいる佐々木君に説明を読んでもらうがさっぱりわからなかったので、高血圧を下げる機械だと早合点し、恋人の山本春子さんの父親に贈り届けた。

そうこうしていると、ラジオではペロー弾によって突如大爆発が起こり、レバノンのベイルート市が跡形もなく吹っ飛んでしまったというのだ。 そして、そのペロー弾は既に日本にも来ていると言われ、警視総監は国民に協力を求め、発見者には壱千万円を進呈すると発表した。

この騒ぎにわきかえっている時、戸村君の会社に刑事が現れる。 輸入税の書類から戸村君が受け取った小包がペロー弾であるとわかったのだ。 戸村君は動かせば刑事から時限装置を動かせば爆発を起こすと聞いてびっくりするが、彼は既にこの装置を動かしていた。

戸村君は刑事と共に春子さんの家に急ぐのだが……。


【浦島もの狂い】

日本海にのぞむ丹後の国、澄の江の里。
身よりもなく、一人さびしく暮らす村の漁師・浦島太郎は、亀にいたずらしている子供たちにお金をやって亀を放してやる。

そのとき、浜辺の松の根元に﨟たけた女が現れ、浦島を訪ねてはるばる遠い都から来た阿兎(おと)という者だと名乗る。 天人にもまがう阿兎の美しさに魅せられ、浦島はこの女を自分の妻に迎える。

或る日、浦島は阿兎の酌で酒を飲み、いい心地になって寝入ってしまう。 その間に阿兎はそっと木戸を開けて浜辺へ出ていく。

やがて、阿兎がいないことに気付いた浦島は、妻を呼びながら浜辺に走り出るが、そこには阿兎の姿はなく、恐ろしい龍が水浴びしているのが見られた。

阿兎は浦島の枕許に現れ、暇乞いをする。 はずかしい姿を見られたからには、もはやお別れしなければならないと言って阿兎の姿はかき消すように消える。

彼女こそは、人の世に憧れて亀の姿になり、浜辺に彷徨い出た龍宮の乙姫の化身であったのだ。 美しい妻を失った浦島は、生きる望みも絶えて、毎日泣き明かした。

ついに心乱れた浦島は、乙姫の幻を追って海のなかへ入って行く。 月はさえ渡り、浦島が沈んだ海面には金波銀波がいっぱい広がっていた。


【夜霧の女】

1930年頃、北アフリカのフランス領アルジェリア。
地中海に面する港町の一角からこの物語は始まる。

カスパとよぶ迷路のような一区域の下町は西洋人をはじめアラビア人、黒人、それに無国籍者や脱走兵など様々な人種が入り混じり、殺人、強盗、密輸と凡ゆる犯罪の巣窟であった。

ピエールはレエモン親分の率いる密輸団の一員であるが、或る日、街で物売り女たちにいじめられている可憐な少女ジェニイを助ける。 ジェニイは幼い時に両親を失い、しかも盲目の身であった。

ピエールはこの不幸な少女に何かしら心惹かれ、彼女の眼を治してやろうと、医者くずれと自称する酔っぱらいのアンリに相談する。

ピエールはレエモン親分に危険な密輸の仕事を手伝うことを約束し、前金を受け取り、ジェニイをマルセイユ行の汽車に乗せる。 二人は毎夜九時の鐘をきく度に互いに幸福を祈りあおうと約束し、再会を誓った。

ジェニイは船の中で金持ちのアランに会い、その世話でパリの国立病院に入院する。 そして、毎夜ピエールへの祈りを欠かさなかった。 そして、手術も見事に成功する。

一方ピエールは、ジェニイの手術の時刻には密輸品を運んでいたが、酔っぱらいアンリの指揮する警官隊に包囲されてしまう。 レエモン一味はピエールが密告したものと誤解し、彼を海中へ突き落してしまうのだった……。


※写真が掲載されているは、上記の方のみです。
公演日
公演会場
宝塚大劇場
原作
飯村匡・平井正一郎・竹内弘光
監督
高木史郎・平井正一郎・竹内弘光