若獅子よ立髪を振れ/インスピレーション　雪組　東京公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

雪組

発売日

1974-08-01

出演者

安奈淳・汀夏子・順みつき・高宮沙千・玉梓真紀・麻実れい・浦路夏子・尚すみれ・大路三千緒・神代錦・三鷹恵子・天城月江・岸香織・曽我桂子・葉山三千子・木花咲耶・麻樹こずえ・志都美咲・上條あきら・松方里佳・加奈霞・麻里央さち

商品内容

【若獅子よ立髪を振れ】

宝塚歌劇では初の会津の白虎隊を題材にした作品。
慶応4年（1868年）8月、今の福島県会津若松で散っていった若き獅子たちの物語。


会津藩は、徳川家にゆかりが深く御三家、御三郷に続く、重要な位置にあった。 それが黒船渡来以来、日本国内は、それまでの鎖国政策を揺るがす事態に変って行き、会津藩は徳川に従順、公武合体説を唱え、薩長土肥の官軍連合の中で、孤立無援の立場に追い込まれていった。

そういう状況の中で、藩校日新館では、教師沼間慎次郎のもとで、若き白虎隊の面々が厳しい訓練に励んでいた。 白虎隊とは15才～17才までの少年で組織された藩の守備隊である。 彼らも会津藩の将来はわかっていたが、会津のために潔く死ぬ覚悟であった。

白虎隊の隊長篠田儀三郎と隊員の岡本浩太郎は親友であった。 しかし、前年からしだいに目が見えなくなり、ほとんど失明寸前の浩太郎に儀三郎は、隊の団結のために必要と思い、あえて脱隊をすすめるのであった。

浩太郎の弟誠次郎も14才のため、白虎隊に入れてもらえない。 そして浩太郎の妹節と儀三郎は恋仲ではあるが、戦いを前にして、結ばれることも叶わずと恋を諦めようとする。

それぞれの青春に投げかけた戦いの波紋の中で、国家老の西郷頼母は藩主の松平容保に直訴し、降伏をすすめたが、会津は滅んでも、藩祖以来の教えを守り続ける覚悟の容保には通ぜぬ進言であった。

そして、情勢も急となり、ある夏の日、容保は日新館閉校の旨を告げにやってくるのだ。



【インスピレーション】

人と心の動きをとらえて、一つのものからいろいろな発想がおこなわれ、自由に飛躍してゆく有様をモダンなショーに構成した作品。


※写真が掲載されているのは、上記の方たちのみです。

公演日

公演会場

東京宝塚劇場

原作

植田紳爾・鴨川清作

監督

植田紳爾・鴨川清作