壽式三番/鏡獅子/ウインナ・ワルツ　雪組　東京公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

雪組

発売日

1950-01-01

出演者

春日野八千代・天城月江・雅美愛子・音羽信子・東郷晴子・瞳うらら・染川佐保子・葦城まこと・藤代彩子・眞弓ひかり・登代春枝・靑葉しげる・朝倉糸子・綠八千代・邦島克代・浦安伸子・千春たか子・千秋みつる・若櫻薫・鈴苅眞多美・恵ゆたか・美山花子・三浦梨花・深山しのぶ・花町ゆかり・花丘夏実・綾にしき・円ちとせ・難波津美舟・碧空瞳・春日井明美・橘昌代・高千穂ひずる・宇治かほる・淡海千壽・美咲佳代子・御園輝世・伊吹由紀子・南風洋子・春日花子・矢車みちる・御幸沙智子
専科：天津乙女・淡路通子

商品内容

朝の部の演目が『壽式三番』『ウインナ・ワルツ』。
夜の部の演目が『鏡獅子』『ウインナ・ワルツ』。


【壽式三番】

楳茂都陸平氏の振付。
舞ふは申すまでもなく、宝塚きっての名手天津乙女――。

典雅な中に滑稽な振りも交へた楳茂都流の三番叟に、歌と音楽を巧みに取り入れて披露したお正月にふさわしい作品。


【ウインナ・ワルツ】

バランスカヤ伯爵夫人のパーティーは、ウィーン一と云われているが、そのパーティーには他にもウィーン一と呼ばれていいものが二つあった。

その一つは伯爵夫人のパーティーにはなくてはならない、エブスダー店のお菓子。 もう一つはシュトラウスの音楽だった。

バランスカヤ夫人はシュトラウスの息子ヨハン・シュトラウスがまだ世に出ていない美しいメロディの持ち主だと聞いて、次のパーティーでは父と息子二人の音楽を聞きたいと思っていたが、シュトラウスは我が子を音楽家にすることを望ます、伯爵夫人の申出を断った。

エブスダーにはテレーズという可愛い娘がおり、テレーズにはボルディという青年と婚約していた。 テレーズの友達ロティは洗濯娘で、彼女にはフレディ中尉という恋人がいた。

ある日、ロティが洗濯籠を抱えて、泣きながら歩いているところをテレーズと遭遇し、わけをきいてみると、シュトラウスのところに行くとヨハンしかおらず、作曲中だったヨハンはロティに見向きもせず、「うるさい、でていけ！」といってワイシャツを投げつけたと言う。

テレーズはロティの話を聞きながらふとそのワイシャツのカラーを見ると楽譜が書きつけてあるのを見つけた。 それは美しい「ウィーンの森の物語」のメロディだった。

一方、ヨハンは父がいる限り、音楽への希望と情熱を断念せねばならないことを知って絶望するが……。


【鏡獅子】

御殿では恒例の年に一度のお鏡祝いに当家宝物の獅子頭を宝殿から取り出して、これを祝っていた。

やがて、にぎにぎしく集まった客人の前で囈ごとに堪能な小姓が舞を見せて、もてなす事になり、小姓の彌生は殊の外、振ごとが上手というので、宝物の獅子頭を持って舞うようにとお上から仰せがあった。

彌生は、大切な、さわるのさえも恐ろしい獅子頭を持って、ふつつかな自分が舞うのはもったいないと辞退したが、強いての所望に、心ならずも舞ううち、次第に獅子頭の獅子の精が彌生に乗り移ってしまい……。

公演日

公演会場

帝國劇場

原作

楳茂都陸平・高木史郎・水田茂

監督

楳茂都陸平・高木史郎・水田茂