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花子/悪たれ/ホフマン物語 雪組 東京公演プログラム<中古品>

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商品番号 PRG-32180B
販売価格 ¥ 2,980 税込

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商品説明

種別
公演プログラム
雪組
発売日
1950-05-01
出演者
春日野八千代・天城月江・雅美愛子・音羽信子・東郷晴子・瞳うらゝ・染川佐保子・葦城まこと・藤代彩子・眞弓ひかり・登代春枝・靑葉しげる・朝倉糸子・綠八千代・邦島克代・千代薫・浦安伸子・川路立実・千秋みつる・鈴苅眞夕美・若櫻薫・三浦梨花・美山花子・深山しのぶ・恵ゆたか・花丘夏実・百ちとせ・夕波千鳥・綾にしき・春日井明美・橘昌代・難波津美舟・高千穂ひずる・宇治かほる・淡海千壽・伊吹由紀子・鈴屋美姫・美咲佳代子・南風洋子・春日花子・御幸沙智子・沢美鶴・由比牧子・宇津保千春・矢車みちる・朝日奈世志子
専科:天津乙女・冨士野高嶺
商品内容
昼の部の演目が『花子』『ホフマン物語』。
夜の部の演目が『悪たれ』『ホフマン物語』。


【花子】

都のさる館の殿は、花子と呼ぶ愛しい女がいたが、奥方が嫉妬深いのでなかなか逢いにいくことができなかった。

ある時、殿は17日間坐禅を組むので奥方から暇をもらい、その間決して見舞いにも来ない様に伝え、花子の許へ出かけていった。

そして、万が一を考えて、自分の身代りに太郎冠者を呼び寄せて、坐禅をしているように命じた。

奥方は殿から見舞いに来てはならぬと言われたものの、湯も水も飲まずに坐禅をしているのを気の毒に思い、身代りとも知らずに見舞いに行った。

そこで奥方は殿ではなく太郎が坐禅をしていることに驚き、太郎を問い詰めた。 事の真相を知った奥方は大層怒り、今度は太郎の代わりに自分が衾を被って殿の帰りを待つことに。

云いつけ通りに坐禅衾を深くかぶって神妙に坐禅している姿を見た殿は花子との嬉しい逢瀬の模様を語り、挙句の果てには奥方の悪口まで云いだした。

たまりかねた奥方が衾を脱ぎ捨てるや殿は……。


【悪たれ】

さる処の殿様は太郎冠者を呼び出し、長い年月使っていた悪たれという腹の黒い男を捕まえてくるように命じた。

この悪たれは大層な腕利きで長刀を持たせれば敵うものがいないとか。 太郎は悪たれの家に行ったが、留守であった。

帰りを待っていると、悪たれが長刀をかつぎ黄金の袈裟をさげて帰ってきた。

太郎冠者は悪たれに、大名が悪たれを長い間捨てておいたが、今度は良きように取り立てるので連れて帰えれとの仰せがあったと伝えた。

悪たれは大層喜んで、太郎と共に出かけていくのだった……。


【ホフマン物語】

中世期の南欧、彷徨える恋の殉教士ホフマンが作った新しいオペラは、イタリアのプリマドンナ、ステラフォルミカによって國立劇場で上演され、大成功を続けている。

ホフマンはオペラのはねた後、ルツターの酒場でオペラの成功を祝おうと、学生やエバハルトたちと共に楽屋口でまっていたが、ステラはもうリンドーフとでかけてしまっていた。

ルツターの酒場ではホフマンとステラを囲んで学生たちが飲みながら騒ぎ始める。 エバハルトはステラと来たナタナエルを外国から来た旅人でホフマンともすでに、知り合いだと紹介した。

ホフマンは黒メガネのナタナエルを見て、立ち上がろうとするが、そこへリンドーフが入ってくる。

リンドーフはステラの成功は嬉しいが、この頃、貧乏で高慢で始終泣き言を許ろ書いて歌っている変な虫がついて困ると言うので、ホフマンは怒って彼の方へ行こうとする。

すると、ナタナエルがそれを遮り、自分の素性は語れないが、自分はホフマンの過去のすべてを知っていると言うのだった……。
公演日
1950-05-03
公演会場
帝國劇場
原作
水田茂・執行正俊
監督
水田茂・執行正俊