紫禁城の落日　星組　大劇場新人公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

星組

発売日

1991-11-19

出演者

稔幸・陵あきの・絵麻緒ゆう・星奈優里・万理沙ひとみ・神田智・貴柳みどり・三枝みづき・朋舞花・舞路はるか・真中ひかる・南紀ちひろ・白城あやか・湖月わたる・久城彬・朝峰ひかり・美々杏里

商品内容

清清朝最後の皇帝となった溥儀の数奇な運命を格調高く描いた作品。

ラストエンペラ－溥儀と皇后婉容、そして弟・溥傑と日本人妻・浩という二組のカップルの波乱に満ちた人生を、昭和という時代の史実を踏まえて創り上げた壮大な歴史ロマン。


辛亥革命後、1922年皇帝・愛新覚羅溥儀の婚礼の日から始まる。溥儀は2人の妻と結婚する。 側室の文繍は楚々とした聡明な女性だったが、溥儀は正妻である婉容の率直さ・朗らかさに強く惹かれる。

婉容もまた、優しく頼もしい溥儀に思いを寄せる。 溥儀は10年前に退位し世は中華民国になっていたが、紫禁城の中は昔のままのしきたりが残されており、皇后に決まった婉容はその古いしきたりにはどうしても従うことが出来なかった。

やがて二人の間には深い溝が生まれていく。
悲しく辛い宮廷での生活、ひたすら真実の愛を求める婉容。
1924年、クーデターが勃発し、溥儀は紫禁城を明け渡さなくてはならなくなった。

紫禁城の仰々しい慣習に辟易していた婉容はこれを喜ぶが、満州での生活は、溥儀・婉容両人にとって過酷なものであった。

溥儀は、皇帝とは名ばかりの傀儡として扱われ、ことあるごとに日本軍の干渉と愚弄を受け、婉容は、紫禁城時代以上に自由を制限された生活に耐えられず、いつしかアヘンに溺れていく……。

このような状況下で、留学中に日本人女性・浩と結婚した弟・溥傑に、溥儀は激しい怒りをぶつける……。

溥儀は清国の血筋を残すために懸命に生き、溥傑は兄を助けた。
しかし、歴史の中で純粋に生きようとした兄弟を待ち受けていたものは、苛酷で悲しい運命だった……。


写真が掲載されているのは、稔幸のみとなっています。

公演日

1991-11-19

公演会場

宝塚大劇場

原作

植田紳爾

監督

植田紳爾