戦争と平和　星組　東京新人公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

星組

発売日

1988-12-13

出演者

麻路さき・乙原愛・卯月佳・大輝ゆう・青山雪菜・英りお・天地ひかり・稔幸・千秋慎・光樹すばる・真中ひかる・出雲綾・万里柚美・絵麻緒ゆう・羽衣蘭・茜このみ・朋舞花・麻丘奈里

商品内容

戦争と平和…ロシアの文豪・トルストイの不朽の名作「戦争と平和」を舞台化したもので、１８１２年のナポレオンのロシア侵入を軸に、ロシアの歴史上もっとも激動した時期を多彩な人物を配して豪華な歴史絵巻を繰り広げる。

近代文学が生んだ最も魅力的な女性・ナターシャと彼女と運命的な恋に落ちる青年公爵・アンドレイを中心にピエール、ニコライ、それにナポレオンといった人々が様々に絡み合った物語。


1805年、ヨーロッパには戦雲がたなびいていた。

フランスでは革命の混乱に乗じて出現した一介の砲兵士官ナポレオン・ボナパルトが軍隊を掌握し、国民の支持を得てフランス皇帝となり、フランス革命の理念を具現した『ヨーロッパ連邦』を実現するために欧州各地に進軍していた。

ロシアの若き皇帝アレクサンドル一世は英国、オーストリア、プロイセンと対仏同盟を結び、ナポレオンと敵対した。

1805年12月、アウステルリッツの戦いでオーストリア軍と共に戦ったが、フランス軍に敗北、翌年にもプロイセン軍と共に戦ったが、これも敗北。

1807年7月、ついにロシアはナポレオンとティルジットの和約を締結せざるを得なくなり、ロシアはナポレオン大陸体制下に入った。

ロシアの名門ボルコンスキー侯爵家のアンドレイはフランス軍に敗北した戦で重傷を負い帰還するが、その晩、妻が男の子を出産してこの世を去った。

全ての事に懐疑的になったアンドレイは隠退生活に入るが、1807年の和約締結による平和の訪れと共に二年ぶりにやってきた親友のピエール・ベズーホフの熱意に感化され、次第に生きることへの関心を甦らせていく。

1807年12月31日、ペテルブルクの王宮では盛大な前夜祭が開かれており、ピエールと交流のあるロストフ家の末娘ナターシャは今夜社交界にデビューすることになる。

暖かい裕福な家庭で何不自由なくのびのび育ったナターシャは、生気あふれる純粋な心をもった少女だった。

彼女は今夜の舞踏会でダンスを申し込んでくれる人が現れるか不安な気持ちでいると、そこに手を差しのべたのがアンドレイだった。

アンドレイはピエールからそれとなく頼まれてナターシャにワルツを申し込んだのだが、一目で彼女の溌剌とした美しさに心を奪われてしまった。

その後、アンドレイは度々、ロストフ家を訪問し、正式にナターシャにプロポーズするのだが、ボルコンスキー老公爵はこの結婚話を快く思わなかった。

王家に縁の深い家柄のボルコンスキー家との家柄に不釣り合いであることと、アンドレイの妻の亡き後、遺児ニコーレンカを健気にも若い身空で育てている娘マリヤのことがあったからだ。

老公爵は一年間婚約期間を置くようにアンドレイに告げ、それでも気持ちが変わらないのなら結婚すればよいと条件をつけた。

アンドレイは父の命に従って外交団に加わり、ナターシャに一年後の結婚の約束をして旅だった。 後に残されたナターシャは憂鬱な日々を送っていた……。


第一部のみ上演。
写真は掲載されておりません。

公演日

1988-12-13

公演会場

東京宝塚劇場

原作

トルストイ

監督

植田紳爾