雨月物語/キユウバ/人魚姫　（脚本集）　雪組　東京公演プログラム＜中古品＞

商品説明

種別

公演プログラム

組

雪組

発売日

1950-09-01

出演者

春日野八千代・天城月江・音羽信子・東郷晴子・千生櫻子・瞳うらゝ・染川佐保子・藤代彩子・眞弓ひかり・登代春枝・靑葉しげる・朝倉糸子・綠八千代・邦島克代・千代薫・川路立実・千春たか子・鈴苅眞夕美・三浦梨花・美山花子・深山しのぶ・花丘夏実・百ちとせ・照丘玲子・綾にしき・春日井明美・橘昌代・難波津美舟・小百合えみ・富美野里枝・碧空瞳・美砂ひかる・高千穂ひずる・宇治かほる・淡海千壽・伊吹由紀子・南風洋子・春日花子・御幸沙智子・沢美鶴・由比牧子・宇津保千春・矢車みちる・朝日奈世志子・名知のり子・歌川波瑠実・時雨乙和・万代千幸・木花咲耶
専科：浦島歌女

商品内容

【雨月物語】

紀伊の國の秋、血のように赤い曼珠沙華が咲き乱れた土手のほとりの、崩れた門の内には、くちなわの主が棲むと云われて、村の人は近寄ることさえも恐れていた。

小松原の豪族、荘司の倅三郎は、近頃いつになく落ち着かず、家を空けたことがない者が俄かに夜泊りするようになり、翁が心配をしていた矢先に三郎は三日前に家を出たきり帰らなくなった。

翁は三郎がこの崩れた門の主にとりつかれたのではないかと不安に思っていると、その門の内から放心したように出てきたのはなんと三郎であった。

三郎は美しい蛇精眞兒にとりつかれていた。 眞兒は三郎が帰ろうとするのを名残惜しみ、変わらぬ心の印に黄金の太刀を三郎の輿へ、さびしげに三郎を見送った。

その頃、鎮守の神宝、黄金の太刀や几帳などが紛失し、鎮守の神主は夜盗人が来るのではないかと役人の日高五郎を案内してくると思いがけず三郎が探していた黄金の太刀を手に彷徨っているのに出会った。

三郎は日高五郎に捕えられ、初めて我に返った様子であったが、身の潔白を証明するために、太刀は恋しい眞兒からもらったものだと打ち明ける。

日高五郎は三郎に門内の眞兒の館へ案内することになるのだが……。


【キユウバ】

キュウバ島の一小港、浅橋近い一角。
ルンバやサンバのリズムに土民たちの歌と踊りをモダン・バレエで表現している。


【人魚姫】

デンマークの著名な童話作家アンデルセンの名作。
情緒的で感傷的な作品、我々の郷愁をかりたてる懐かしい幼い日の思い出を、ベテラン高木史朗が色彩豊かに舞台に繰り広げるファンタジックなレビュー。


初めて海の上に出た人魚姫は、激しい嵐で海中に沈みそうになった王子を助ける。 王子を愛してしまった人魚姫は、王子に会いたくて人間の世界に現れるようになるが……。



※写真が掲載されているのは、乙羽信子・朝倉糸子・春日野八千代・高千穂ひずる・東郷晴子・天城月江のみです。

公演日

公演会場

帝國劇場

原作

上田秋成・康本普史・アンデルセン

監督

小野晴通・康本普史・高木史郎