-
2004年の「スサノオ」を中心とした舞台写真集(脚本付き)です。
日本神話を基にした舞台です。ヤマタノオロチを退治した後や、天岩戸を開けた後、スサノオが、自分の持つ強力な武力を使わない国造りを行う気持ちに到達するまでの、心の変遷が、よく表されていたと思います。スサノオの伴侶となるイナダヒメの存在も大きかったことがうかがわされます。
-
2001年11月の星組「花の業平」の舞台写真集です。
この時期も、現在のルサンクの編集とは異なり、脚本は別売りになっています。
ただし、その分、舞台写真が多いような気がします。
脚本集と組み合わせて、読むと良いかもしれません。
在原業平と藤原高子の表情が、王朝ロマンに導いてくれるような感覚を覚えました。
-
1993年の「うたかたの恋」などを中心とした舞台写真集です。
この作品は何回も再演されるだけあって、宝塚らしい美しさは変わらないと思います。
昨年、紅ゆずるさんをはじめとする星組で再演されていましたが、良い作品は、何回でも再演を重ねていっていただきたいものですね。
-
ルサンクの初期の刊行のため、現在発刊されているものと形式が異なっておりますが、舞台写真の多さとストーリーの主要な場面(写真1枚ごと)にセリフがついているので、このような方式も舞台を実際見た方やビデオ鑑賞された方には、わかりやすいのではないかと思いました。
当時のビデオを見た後なので、懐かしさがこみ上げてきた、写真集でした。
-
「あかねさす紫の花」などを中心に描かれていますが、美しい写真とわかりやすい文章で、額田王を巡る中大兄皇子と大海人皇子の心の葛藤と両者の間で揺れ動く額田王の心情が伝わってくる舞台写真集だと思います。
卒業された一路真輝さんや花總まりさんの魅力も余すところなく伝えることのできた写真集だと感じました。
-
心あたたまる植田先生の「おーい春風さん」(再演?)の他、今まで私にはストーリーが今ひとつわかりにくかった「傭兵ピエール」、「王家に捧ぐ歌」が解説されており、ビデオやルサンクで観るときに大いに役に立ちました。
-
昨年、博多座での「あかねさす紫の花」の公演時のものと、1995年の再再演時のビデオを拝見させていただながら、こちらもたいへん懐かしく思いました。
再演を重ねるごとに、情景やセリフがわかりやすく感じています。
ステージアルバムで、おおよその概略を読ませていただいているという理由もあることとも思われます。
-
たいへん懐かしく拝見いたしました。
植田先生の「ベルサイユのばら」(アンドレとオスカル編)では、現在の作品と比べてロザリーにも重点が置かれていることからも貴重な作品ではないでしょうか。
柴田先生の「新源氏物語」(再演)については、2015年の再々演では、ラストの光源氏の藤壺の宮への思慕が改めて追加・強調されているなど、わかりやすくなっており、このステージアルバムを拝見させていただいて、先生方のすごさに改めて感嘆させていただきました。
-
初めて 観た宝塚のミュージカルはトップハットでした。私は子供のころからミュージカルが大好きで、特にフレッドアステアさんが主演した映画が良かったです。この朝夏まなと様と美咲凜音様が主演する改作が1935年に作られた映画よりもっと素晴らしかったです。朝夏様は魅力とカリスマで輝いています。トップハットを観るたびに終わりまでにずっと映画おしています。このミュージカルを心からお勧めします。
-
このミュージカルは本当に素晴らしかったです。まあ様とゆりか様の演技がいつも通り素敵で、ユーモラスな場面には表情や台詞の言い方がとても面白かったです。
シトラスの風も鮮やかで愉快でした。衣装もコレオグラフィーも歌も、全部でした。特に、まあ様の踊っている姿が格好良くて、いつまでも見続けたいほどでした。